2011年8月12日金曜日

VirtualBoxでエロゲの薦め

自分は最近エロゲをやるときはPCに直接インストールするのではなく、VirtualBoxという仮想環境上にインストールしてやるようにしている。なぜそんなことをしているのか? スタートメニューやプログラムの削除画面を他人に見られても大丈夫なようにという理由がないとは言わないが、もっと嬉しいご利益があるからだ。

ゲームをやる時はやっぱりフルスクリーンモードでやりたい訳だけど、そうすると困るのが同時にゲーム以外のウインドウをちょっと操作したいという時に切り替えが面倒ということだ。デュアルディスプレイ環境ならいくらか軽減できるけど、ゲームによっては起動すると別のディスプレイに移動できなくなってしまう。ちょっと飽きたんでゲームを一時中断してネットでも見ようかという時も、ゲームを落とさないと片方のディスプレイだけで使いづらい。
かといってウインドウモードでやる場合にも、最近のHD対応の1920x1080のディスプレイで、昔の640x480のゲームをやると、ウインドウが小さすぎてやってられない。

このどちらもVirtualBoxを使うと解決できてしまうのだ。VirtualBoxにはスケールモードという機能があって、仮想環境のデスクトップを好きな大きさに拡大・縮小することができる。つまり、仮想環境内でフルスクリーンでゲームを起動し、スケールモードを使ってウインドウの大きさを変えれば好きな大きさのウインドウでゲームをすることが可能になる。

ただ、この状態でウインドウをディスプレイの大きさ目一杯まで拡大し、フルスクリーンのようにゲームをしようしても、ウインドウに枠線があったり、タイトルバーがあるせいで、微妙にフルスクリーンと同じようにはならない。でも↓のツールを使うことでタイトルバーや枠線を消してフルスクリーンと同じ状態でゲームをすることができる。
https://sites.google.com/site/nazochu/Home/tools/autoscale

この似非フルスクリーンだがマルチディスプレイ環境で別のディスプレイへの移動を妨げられることもないし、ゲーム以外のウインドウを重ねて表示することもできるし、通常のフルスクリーン状態に比べてとても使い勝手が良い。仮想環境を使わなくても初めからこういう動作をしてくれれば良いのに。

最後にデメリットがないわけではないので書いておく。まず、仮想環境では起動しないゲームがたまにあることだ。タイプは2つあって、新しすぎてDirect3DのにVirtualBoxが対応しきれていないタイプと、古すぎてDirect2Dのバグが残ったままになっているタイプだ。手元のソフトで数えてみると、10%行かないくらいだった。

VirtualBoxはDirect3Dにも対応したんだけれど、最近だし、まだまだ穴はあるみたい。これはそのうち解決されていくと期待している。一方古いゲームでできない奴は対応の優先度が低そうなので、ちょっと不安。

あと、普通のゲームならともかく3Dを駆使しているやつだとPCのパフォーマンスに問題が出るかもしれない。(自分のやった範囲では問題にはならなかったが)

最後にWindowsのライセンスが余計に必要になる。意外と高い。

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